50周年のテーマは「手と手をとって 未来へ世界へ」となっています。これは、日本とベトナムがこれまで築いてきた友好関係を、今後さらに50年先、100年先を見据えて、日越双方が共鳴・共感し、お互いに手をたずさえてこれからも歩を進めていく、そうした想いが込められています。
そして、この記念すべき年を盛大にお祝いすべく、官民一体となった日本側実行委員会が発足し、実行委員会主催事業、JCCHをはじめ会議所や会員企業が主体となって実施する50周年認定事業、さらには草の根レベルの小規模事業などが次々と実施される予定です。

ご挨拶

日越外交関係樹立50周年記念事業(特別)委員会
委員長
2023年、日本とベトナムが外交関係樹立50周年を迎えることを大変うれしく思います。私が委員長を務めさせて頂いております「日越外交関係樹立50周年記念事業(特別)委員会」は、発足以降、50周年の周知、機運醸成、気軽に参加できる仕組み作り等、様々な活動に取組んでまいりました。各委員会、部会のみならず、総領事館、日本側及びベトナム側政府関係機関、各企業様の多大なご協力を経て、各種イベントが具体的にスタートしております。
今回、日越双方の方々が楽しめるだけでなく、この大切な時期を共有し、お互い共鳴して高めあう一つのツールを作りたいと考え、広報委員会にご協力いただき、このサイトを開設いたしました。このサイトを通じ、50周年の活動を身近に感じていただければ嬉しく思います。皆さんご一緒に盛り上げてまいりましょう。

ホーチミン日本商工会議所会頭
日越外交関係樹立50周年
日本側実行委員会委員
今年、日越外交関係樹立50周年を迎えました。JCCHでは昨年度から50周年特別委員会を立ち上げ、古澤委員長のリーダーシップのもと、官民一体となる日本側実行委員会との議論に参画し、さまざまな提案を行っています。またJCCHの50周年特別委員会としても、委員の皆様とともに、何をどのように進めていくべきかを検討し、着実に準備を進めて参りました。
目抜き通りのバクダン公園を彩るイルミネーションをはじめ、スポーツ大会、社会貢献、日越友好ソングコンテスト、Eスポーツ企画と、これからJCCHとして様々な記念事業を実施して参ります。是非会員企業の皆様からの積極的なご参加をお待ちしております。

在ホーチミン日本国総領事
2023年4月に在ホーチミン日本国総領事として着任しました。日越外交関係樹立50周年という記念すべき年に、この活気溢れるホーチミン市で、ホーチミン日本商工会議所(JCCH)の皆様と共に活動できることを大変嬉しく思います。
今回、JCCHが新たに50周年記念サイトを開設されました。JCCH及び加盟企業の50周年に関する取り組みが今まで以上に広く発信され、それを見る企業やベトナム人等多くの関係者が、更にイベントを企画するきっかけとなることを期待しています。誰もが参加できる日越外交関係樹立50周年事業ですので、引き続き共に盛り上げて参りましょう。
詳細情報
記念事業の詳細情報は下記よりご確認いただけます。
ホーチミン市等南部地域で実施されている50周年認定事業にスポットを当てたギャラリーは本ページ下にございます。
50周年記念特設ギャラリー
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東部国際大学(Eastern International University)とのサイバーセキュリティセンター共同設立東部国際大学(Eastern International University)とのサイバーセキュリティセンター共同設立2022年8月、アリスとEIUは戦略的パートナーシップを締結しました。パートナーシップの目的は、学生、教員、提携企業が最新の技術を学び、協力し、研究を行い、実践的なトレーニングを受ける環境を作るためにEIUにサイバーセキュリティセンターを設立することでした。
2023年6月、サイバーセキュリティセンターの開所式を行いました。アリスが支援を行いながらEIUの強みである情報技術、通信分野の研修・研究を活用し、サイバーセキュリティの研修、研究の場としてワークショップやトレーニングプログラムを実施することで、サイバーセキュリティに関する高度で専門的な技術習得、人材育成を促進します。
さらにこのセンターは、地域社会の安全とサイバーセキュリティ分野における技術提供と情報発信の場としての役割も果たします。 -
ベトナム全国農協向け農業DXセミナーによる生産管理普及促進事業ベトナム全国農協向け農業DXセミナーによる生産管理普及促進事業(既存の事業内容)
ベトナム全国における農協向けの生産管理システム(以下、FaceFarm)のトレニンーグセミナー開催による生産管理普及を促進する。 FaceFarmは、日本で展開され、日本GAP協会によって推奨されているソリマチの生産履歴管理ソフトに基づいて開発された。 FaceFarmは、ベトナムの農協が抱えている生産計画、生産履歴データの記録と保管、資材管理等の問題の解決を支援する。ソリマチはベトナム農業農村開発省傘下の経済協力農村開発局と協力し、ベトナム全国でFaceFarmトレニンーグセミナを開催し、生産管理普及を促すことで、農協の生産能力向上、生産性と農産物の品質向上、コスト削減、収入増加、バリューチェーン参加等を支援し、農協のDX化推進に貢献する。 -
最新開発講座&インターンシップ受入れによるIT人材育成事業最新開発講座&インターンシップ受入れによるIT人材育成事業(既存の事業内容)
この数年、ベトナムにおけるITエンジニア採用環境が加熱しており、ベトナム国内IT企業だけではなく、外国からの多くの企業もベトナムITエンジニアに注目している。そうした背景もあり、ソリマチは、技術研究とインターン生研修において、2019年から長岡技術科学大学とホーチミン工科大学との間の産学協力を推進している。2023年は、ホーチミン工科大学の学生に対するベトナムでのオンライン講座&来日インターンシップを行う。オンライン講座の目的は、大学生が日本の企業環境をより理解して、自信を持って日本企業でインターンできるようになることです。講座後、受講生は2ヶ月間、ソリマチベトナムの親会社がある新潟県長岡市IT企業等でインターンシップする。よって、弊社が「日越外交関係樹立50周年事業」として認定して頂きたい事業は、ソリマチベトナム―長岡技術科学大学ーホーチミン工科大学が合同で行う初めての事業となる。この事業は、ベトナムの大学と日本のIT企業との関係を強化することに貢献するだけでなく、ベトナムIT人材の採用および日本企業への質の高い人材教育にも役に立つ。 -
ベトナム全国農協向け農業DXセミナーによる農協向けの会計普及促進事業ベトナム全国農協向け農業DXセミナーによる農協向けの会計普及促進事業(既存の事業内容)
ベトナム全国における農協向けの会計システム(以下、WACA)のトレニンーグセミナー開催による農協会計普及を促進する。WACAは、日本農業会計分野でトップシェアを誇る製品である日本のソリマチ(株)の農業簿記WEBを元に開発された。WACAは、中小規模の農協の会計財務管理能力の向上を支援するために、農協の会計処理能力及びベトナム協同組合法に従って構築された。全国の農協を配下にもつ、ベトナム協同組合同盟と連携し、ベトナム全国の中小規模農協を対象に、WACAトレニンーグセミナを開催し、農協会計普及を促すことで、農協の財務管理能力の強化を図り、DX化を伴う管理の質的改善に向けた整備を行う。 -
Son La山岳省の小学校へチャリティトリップを開催Son La山岳省の小学校へチャリティトリップを開催日本航空は日越外交関係樹立50周年記念事業の一環として12月3日から4日かけて、「チャリティトリップと折り紙ヒコーキ教室」を実施しました。ベトナム北西部に位置するSon La山岳省にあるVan Hoには少数民族のモン族が多く暮らしています。貧しい生活で教育環境は悪く、学校内にトイレがないため、今回のチャリティトリップでは、洗面所の設置と物資の支援、お祭りを開催し、プレゼントや食事を提供しました。また折り紙ヒコーキ教室ではコンテストも開催、自分が折った紙ヒコーキが飛ぶと生徒たちは嬉しそうに笑顔を見せました。
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【SGH財団】ベトナムホーチミン交通大学にて「物流集中講義」を開催【SGH財団】ベトナムホーチミン交通大学にて「物流集中講義」を開催公益財団法人SGH財団は、国土交通省が推進する日ASEAN交通連携に協力し、物流に関する人材育成支援事業として、ホーチミン交通大学の3年生を対象とした「物流集中講義」を2014年度から実施しています。
今年は4年ぶりの対面開催となり、7月3日~14日(土・日を除く)に、約210名を対象に行われました。今事業は、SGH財団が事業運営を行い、講師は佐川グローバルロジスティクスと国土交通省が務め、見学ツアーはSG佐川ベトナムが企画運営し実施いたしました。
カリキュラムでは、3PL※1(サードパーティーロジスティクス)、コールドチェーン、物流に関する演習、日本の物流システムや業務管理の手法などを中心に行われました。物流倉庫の見学ツアーでは、物流の現場を知る貴重な機会となり、大学生が真剣な眼差しで説明を聞き入る姿が印象的でした。来年も同大学での開催が決定しています。
※1 3PLとは、一般的に荷主に対して物流改革を提案し、包括して物流業務を受託し遂行すること。 -
サマーキャンプで現地中学生に折り紙ヒコーキ教室を開催サマーキャンプで現地中学生に折り紙ヒコーキ教室を開催日本航空は日越外交関係樹立50周年記念事業の一環として7月12日に、「ドンズー学習奨励基金」のサマーキャンプでロンアン省の中学生50名を対象に折り紙ヒコーキ教室を開催しました。今回のサマーキャンプは集団生活の体験や、日本人・日本の文化に興味と親近感を持ち将来、優秀な学生たちに日本留学や日本企業への就職に繋がることを目的としています。日本航空は日本の文芸である折り紙を通じて子供たちと交流し、日本文化や飛行機のすばらしさ、日本企業の魅力などを伝えました。また、折り紙ヒコーキ教室の他にもミニゲームなども開催しました。折り紙ヒコーキを通じて空への夢と交流の輪が広がることを期待します。
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JCCH「チャリティ・スポーツ大会2022」JCCH「チャリティ・スポーツ大会2022」JCCHスポーツ・文化委員会は10月30日(日)に「チャリティー・スポーツ大会2022」を開催、1,700名以上が来場しました。
2019年まではチャリティーマラソン大会を開催していましたが、新型コロナウイルスの影響により長らく開催を見合わせており、このたび日越外交関係樹立50周年認定事業として、様々な競技をお楽しみ頂けるスポーツ大会へと衣替えしました。
当日は企業対抗運動会・フットサル大会・バドミントン大会の3つの競技の他、各種スポーツ体験会、ステージ演舞、協賛企業ブースなども設けられ、日本人、ベトナム人双方の参加者が楽しみながらスポーツ交流を実施しました。
「初めてのスポーツ大会だったが、とても楽しかった」「次はさらに多くの社員とともにチームを組んで参加したい」「今回参加できなかったが、次回は絶対参加します!」などの声が寄せられ、今年は規模を拡大して実施する予定です。 -
JCCH 「2023年チャリティー新年会〜日越外交関係樹立50周年記念〜」JCCH 「2023年チャリティー新年会〜日越外交関係樹立50周年記念〜」JCCHスポーツ・文化委員会は1月6日(金)ホテルニッコーサイゴンにて「2023年チャリティー新年会〜日越外交関係樹立50周年記念〜」を開催。
3年ぶりの開催となる本新年会には、400名を超える会員・ご家族の皆様にご参加いただきました。
初めに、在ホーチミン日本国総領事館の渡邊信裕総領事から祝辞を頂いた後、水嶋恒三会頭の乾杯で新年の始まりをお祝いしました。
今年は日越外交関係樹立50周年を記念し、ベトナム日本商工会議所(JCCI)とホーチミン日本商工会議所(JCCH)共催にて一般から広く楽曲を募集した「日越友好ソングコンテスト」の受賞曲『TOMODACHI』のミュージックビデオとともに、ミュージックビデオに出演した日本人とベトナム人の子どもたち6名が会場で合唱した他、キッズチアダンス、極真空手ホーチミン道場の子どもたちの演舞、恒例となっている餅つき等が開催され、大勢の皆様と共に新年を祝うイベントとなりました。
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JCCH「海岸清掃プロジェクトinバリアブンタウ」JCCH「海岸清掃プロジェクトinバリアブンタウ」JCCH社会貢献委員会は2 月19日(日)Long Dienビーチにて「海岸清掃プロジェクトinバリアブンタウ」を開催。
通算第3回目となる本プロジェクトは、ベトナムの環境問題への取り組みとして3年ぶりに開催することができ、会員企業より約160名(うち約7割がベトナム人スタッフとその家族)が参加されました。
当日は朝7時にホーチミン市内に集合し、4台のバスでバリアブンタウに出発。到着早々参加者はゴミ袋を手に砂浜に散らばり、ゴミを回収。天候に恵まれ気温も高まる中での賢明にゴミ拾いを行い、用意したゴミ袋が全て無くなってしまうほどのゴミを回収することができました。
参加者の方からは「(ゴミ拾いというイメージ)想像していたよりもとても役に立つことを感じられ、むしろ楽しい企画でした」、「普段の生活では関わることのないベトナムの方々と交流できてよかった」との声を頂きました。 -
JCCH 「第4回日越友好平和ぼんおどり大会」(JVF)JCCH 「第4回日越友好平和ぼんおどり大会」(JVF)JCCHスポーツ・文化委員会は2月25日~26日に開催された第8回ジャパン・ベトナム・フェスティバルにてイベント共催いたしました。
25日の夜に、9月23日公園のメインステージの櫓を囲み、「日越友好平和ぼんおどり大会」を開催し、スポーツ・文化委員がこの日のために練習を重ねた「日越友好囃」と「日越平和音頭」の2種類の盆踊りを揃いの青い法被で披露しました。
また、同会場にはジャパン・ベトナム・フェスティバルへの参加者約400名の方々に来場いただき、皆様と一体となって日本文化である盆踊りを楽しむ、日越文化交流の機会となりました。
JCCH会員企業の従業員や家族、日本人学校の児童・生徒などの参加者方々からは「日本らしいさを感じられるイベントだった」「子供に盆踊りを体験させられて嬉しい」といった声を頂きました。
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JCCH「スポーツ体験エリア」(JVF)JCCH「スポーツ体験エリア」(JVF)JCCHスポーツ・文化委員会は、2月25日~26日に開催された第8回ジャパン・ベトナム・フェスティバルにて、野球、ラクロス、アルティメットなど様々なスポーツを体験できる「JCCHスポーツ体験エリア」を開催し、2日間で延べ800人以上にスポーツ体験を楽しんでいただきました。
体験エリア内では各スポーツ愛好会からのご協力にて、プレーを指導いただき、参加者からは「今までやったことのないスポーツが体験できた」、「今後もチャレンジしてみたい」との声をいただきました。スポーツ・文化委員会は今後も日本とベトナム両国の交流を促進すべく、様々なイベントを実施して参ります。 -
JCCH「ホーチミンストリートチルドレン友の会テト贈呈品寄贈式」JCCH「ホーチミンストリートチルドレン友の会テト贈呈品寄贈式」JCCH社会貢献委員会は1月12~13日にかけて「ホーチミン市ストリートチルドレン友の会」に通う530人にテトの贈り物を寄贈しました。
同団体は、チャン・ヴァン・ソイ氏と吉井美和子氏が代表を務めています。1984年から授業料(400,000VND/月)が支払えない家族の子どもたちに無料授業を提供する他、奨学金・里親制度、職業訓練を実施するNGO団体です。
COVID-19により300人程いた日本の支援者(里親)は90人まで減少し、資金不足により現在は授業のみ継続しています。これまで支援金で運営していた、サマーキャンプは中止、クリスマスやテトの贈り物を準備する余裕もないことに職員の方々も心を痛めており、今回JCCH加盟企業協力の元で寄贈を実施しました。 -
JCCH「日越外交関係樹立50周年イルミネーションパーク」JCCH「日越外交関係樹立50周年イルミネーションパーク」JCCH日越外交樹立50周年記念委員会は、ホーチミン市人民委員会協力の下3月15日(水)~4月16日(日)の間、Bach Dang Park(1D. Ton Duc Thang)にて「日越外交関係樹立50周年イルミネーションパーク」を開催しました。
3月15日(水)にはJCCHから水嶋会頭、古澤50周年委員長が出席し、在ホーチミン日本国渡邊総領事、ホーチミン市Tran Phuoc Anh外務局長をお招きした点灯式を実施、多くの地元メディアにも取り上げていただいたことで、日越外交関係樹立50周年を広く知っていただく機会となりました。
また、LED50万球を使用し、蓮の池を表現する水色球中にベトナムを象徴する蓮を咲かせ、日本の桜をドームと一面に広げた桜色球で表現したイルミネーションを楽しむことができる公園では、イルミネーションと写真を撮影する姿が多く見られ、50周年の始まりを多くの人に楽しんでいただくことができました。